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ベルナール・ビュフェ展

 第二次世界大戦後のフランスで活躍した社会的リアリズムの画家ベルナール・ビュフェは1928年にパリで生まれました。ビュフェは10歳頃から絵を描き始め、1944年の16歳でエコール・デ・ボザールに入学するも母が死去したことにより退学し、1945年よりルーヴル美術館に毎日のように通い、レンブラント、ドラクロワ、クールベなどから影響を受けました。1948年の20歳のときに「批評家賞」を受賞し、当時隆盛を極めていたアンフォルメル(不定形抽象)に対抗する具象絵画のプリンスとして注目されるようになりました。
 ビュフェの力強く鋭い描線で捉えた作品は、戦後の荒廃したフランス社会での人間の孤独や疎外、不条理を代弁するものとして多くの共感者に受け入れられました。1960年以降になると黒を基調としながらもカラフルな色彩を使用するようになり、クールベやヴラマンク風の力強い風景画を制作するようになります。1980年以降には確立した画風のなかで、落ち着いた風格と生涯追い求めたアイロニーや人間の本質を捉える鋭さが感じられる作品を制作し、最晩年になると「死」を意識した作品を制作するようになりました。 
 本展は、静岡県長泉町にあるベルナール・ビュフェ美術館所蔵の代表作を「人物画」「風景画」「静物画」の3つのジャンルに分け、画家として制作を開始した1945年の《父と息子》《台所》から亡くなる前年である1998年の死を予告した《死よ万歳》までの作品70点で、50年に及ビュフェの偉大な画業の功績を回顧します。

開催概要

会期
2005年7月23日(土)~8月28日(日)
月曜日休館
会場
損保ジャパン東郷青児美術館
〒160-8338 東京都新宿区西新宿1-26-1 損保ジャパン本社ビル 42階
開館時間
10:00~18:00(入館は17:30まで)
観覧料
一般1,000円(800円)
大学・高校生600円(500円)
シルバー〔65歳以上〕800円
中学・小学生は無料
*( )は前売及び20名以上の団体料金 
*前売券はチケットぴあ、JR東日本の主なみどりの窓口、びゅうプラザ等でお求めください。
主催
損保ジャパン東郷青児美術館、ベルナール・ビュフェ美術館、朝日新聞社
協賛
損保ジャパン

開催期間中のイベント

ギャラリートーク

学芸員が展示作品について解説します。30分程度、当日会場にて受付

小中学生と父母対象
7月30日(土)/ 8月2日(火)いずれも13:30~
一般対象
7月23日(土)13:30~ / 7月30日(土)10:30~

小中学生のためのワークショップ

「一日ビュフェ ビュフェの目で描こう」
参加費無料・1階ロビーにて
※下記時間内にご自由にご参加できます。
※講師:ビュフェ美術館スタッフ
8月6日(土)13:30~17:00
8月7日(日)10:30~16:30

主な作品

《ピエロ》1961年
油彩・キャンバス、100×81cm
ベルナール・ビュフェ美術館蔵
© ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2005
《マンハッタン》1958年
油彩・キャンバス、195×130cm
ベルナール・ビュフェ美術館蔵
© ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2005
《ロールス・ロイス》1956年
油彩・キャンバス、114×146cm
ベルナール・ビュフェ美術館蔵
© ADAGP, Paris & SPDA, Tokyo, 2005