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不思議な動き キネティック・アート展

~動く・光る・目の錯覚~

20世紀のヨーロッパに誕生したキネティック・アート(動く芸術)は、作品そのものに「動き」を取り入れているのが特徴です。機械じかけで動いたり発光する作品のほか、実際には動かなくても、目の錯覚を利用したり、見る人の視点の移動に応じて動いて見える作品も含みます。
「動く芸術」という考え方は、20世紀初頭に機械文明を礼賛し「スピードの美」を唱えた未来派などにさかのぼることができます。動く作品としては、1930年代から作られた風力で動く彫刻「モビール」がよく知られています。しかし、キネティック・アートが本格的に盛んになるのは、1950年代後半から60年代にかけてのことです。大戦後、発達する科学技術を芸術に取り込む気運の高まりの中で、キネティック・アートは20世紀の新しい美術分野として定着します。
本展覧会は、1960年代にイタリアを中心に展開したキネティック・アートを日本で初めて総合的に紹介する試みです。先駆的なブルーノ・ムナーリをはじめとするイタリアの作家たちのほか、フランスやドイツで活動した作家たちをあわせた30余名による平面・立体作品約90点を展示します。いずれもイタリア国内のコレクションからの出品で日本初公開です。

 

作品リストはこちら(PDF)

開催概要

会期
2014年7月8日(火)~8月24日(日)
月曜休館(ただし7月21日は開館)
会場
損保ジャパン東郷青児美術館
〒160-8338新宿区西新宿1-26-1損保ジャパン本社ビル42階
開館時間
午前10時-午後6時(入館は午後5時30分まで)
観覧料
一  般:1000円(800円)
大・高校生:600円(500円)   ※学生証をご提示ください
シルバー(65歳以上):800円  ※年齢のわかる物をご提示ください
中学生以下無料         ※生徒手帳をご提示ください
障害者無料
※障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者手帳)のご提示によりご本人とその介護者(1名まで)は無料。ただし、被爆者健康手帳をお持ちの方は、ご本人のみ無料。
※( )内は20名以上の団体料金 および前売り料金
※前売り券はチケットぴあ、ローソン、セブンイレブン、ミュージアムカフェ、ちけっとぽーとでお求めください(6月24日から8月23日まで販売)
主催
損保ジャパン東郷青児美術館、読売新聞社
協賛
損保ジャパン、日本興亜損保
後援
イタリア大使館、イタリア文化会館
協力
アリタリア-イタリア航空、日本貨物航空、アピチェ‐ミラノ、日本通運
特別協力
伊日現代美術センター(パルマ)
企画協力
アートプランニング レイ

開催期間中のイベント

講演会 【申込受付終了】

開催記念講演会『不思議な光・動きのアート誕生物語』

イタリアの奇才ブルーノ・ムナーリや、70年の大阪万博のエピソードをまじえてお話します。

料金
無料
定員
200名
講師
谷藤史彦(本展監修者 ふくやま美術館学芸課長)
日時
7月26日(土)午後2時から1時間半程度(午後1時30分開場)
場所
損保ジャパン本社ビル2階(美術館と同じビル)

 

ギャラリートーク 【当日自由参加】

当館学芸員が展示室で作品解説を行います。

日時
[一般対象] 7月25日(金)/8月1日(金) いずれも午後4時から
[小中学生と保護者対象] 8月2日(土)/8月9日(土) いずれも午後1時30分から
料金
観覧料のみ

 

ふぁみりー★で★とーく・あーと【申込受付終了】

夏休みに仲間や家族で美術館へ行ってみませんか?もちろんお一人での参加も歓迎します。
休館日(貸切)の美術館で、作品を見ながらボランティアガイドや仲間とお話ししてみましょう。
感じたこと、考えたこと、見つけたことを話しながら作品を見る、参加型の鑑賞方法を体験できます。

日時
(1)7月28日(月) (2)8月18日(月)
いずれも午前10時から2時間程度(対話鑑賞と自由鑑賞 各1時間程度)
対象
お子様から大人の方まで
定員
各20名程度
料金
参加費800円のみ(中学生以下無料、展覧会チケットやその他割引等の利用はできません)

※休館日のため、ミュージアムショップの利用はできません。

 

ワークショップ・コーナー 【当日自由参加】

「かんたんキネティック・アート!?」
くるくる回せるうちわの両面に絵を描きます。

場所
1階ロビー
料金
無料
日時
8月2日(土)~8月24日(日)
午前11時30分~午後5時(受付〆切:午後4時)
対象
お子様から大人の方まで

主な作品

フランコ・グリニャーニ
《波の接合33》1965年
油彩・カンヴァス
ジュリオ・ル・パルク
《赤い横縞柄の曲技的な形》1968年
金属・印刷した紙・電気モーター
ユーゴ・デマルコ
《3色の仮想のヴォリューム》1970年
アルミニウム・モーター・ブラックライト
ガヴリエレ・デ・ヴェッキ
《三角形の構造化》1963年
鋼鉄・透明アクリル樹脂・電気モーター
ジョヴァンニ・アンチェスキ
《円筒の仮想構造》1963年
鉄筋棒・電気仕掛の動き
ダダマイーノ
《ダイナミックな視覚のオブジェ》1962年
アクリル・アルミ薄板・板
グラツィア・ヴァリスコ
《可変的な発光の図面 ロトヴォド+Q44》1963年
透明アクリル樹脂・木・電灯・電気モーター

写真提供:Centro Culturale Arte
Contemporanea Italia-Giappone (ACIG), Parma